於斉のガジュマルの大木で遊んだ後、岩佐さん、山本さん、上田さんにお付き合いいただいて、嘉入の「花田畑」さんのところへハチミツを買いに行きました。何でもありが花田さんのお宅へ伺っている間、皆さんは嘉入の浜でのんびり。
天気が良かったので花富峠へ! さっきは、真ん中の岬の向こう側にある嘉入集落へ行ったんですよ。
峠にある松の木に下がったブランコに座ったまま固まっている人がいます。どーしましたかー。ほー、オオジョロウグモが目の前に巣をかけています。クモさんには申し訳ないのですが、どいていただきました。
西阿室集落へ下っていくと、太鼓の音がしてきました。くちょー! こちらの豊年祭は、今日だったかー! ミャーへ行ってみると、片づけが始まったところでした。
寄附金が披露されています。
西阿室伝わる民俗文化財「テンテン踊り」に使われる里地区の花です。金久地区のものは先程片付けられました。
向って右が「一番花」、左が「二番花」です。
今年はオリンピックイヤーだったので、五輪のマークのものも作られました!
写真など撮らせていただいて車に帰ろうと歩いていたら、「どちらからですか?」と、姉さんが声をかけて下さいました。「うちに寄ってお茶でも飲んでいらっしゃい。」というお誘いに、「喜んで!」と返事をする何でもあり。岩佐さん達を誘ってお邪魔しました。珍しいでしょ、スピッツですよ、スピッツ!! 昔と違って、全然吼えません。
ご紹介します。平岡さんです。
「今日はお彼岸だから、オハギを作ったの。召し上がって。」
「ありがとうございます!」
「これは、もち米を一晩水に漬けて、翌朝水を切って、粉にして、それを丸めて、サネンの葉に来るんで蒸したの。味をつけてないから、黒糖をつまみながら召し上がれ。」
「ご馳走になります!」
「片付いていなくてゴメンナサイ。」
っておっしゃいますが、とんでもないお言葉です。「てんてん踊り」等でお使いになった帯やタスキを見せていただけてるんですもの。
「てんてん踊りの飾りはいつ作るんですか。」
「お祭の2、3日前に作るのよ。」
「花をつけている木は何を使っているんですか。」
「ツバキよ。毎年、毎年、どこからか切ってくるの。」
来年のこちらの豊年祭が諸鈍と同じ日にならなかったら、是非本番を見にきたいものです。
平岡さん、ありがとうございました!
いつまでもお客様を引っ張りまわしていてはいけません。お宿にお送りしましょう。
ということで、諸鈍まで戻ってきました。
お宿まではあと10分です。
岩佐さん、山本さん、上田さんは、少しずつ歳が離れているそうですが、専門のお仕事を学ぶ学校の同級生。3年間を一緒に過ごす中で、固い友情で結ばれたんですね。
残りの奄美・加計呂麻滞在を楽しくお過ごし下さい。今日は一日お付き合い下さいましてありがとうございました!!