午後2時25分、瀬相港でお迎えしたお客様は、神戸からいらした小川さんです。「やどかり」さんで昼食を終えた遠藤さんご一家をお宿にお送りするのにお付き合いいただき、戻って於斉のガジュマルから観光のはじまり、はじまり~!

近くのベンチに腰掛けていた姉さん達にお話を伺うと、「自分達が小さいときからそんな風に根っこが下がっていたけど、下に着いたのはようやく一昨年あたりよ。」と教えて下さいました。

於斉の次は、「島尾敏雄文学碑公園」・「震洋隊基地跡」です。小川さんは、夕方のバスで名瀬まで帰らなければなりません。5時半の「でいご丸」にお乗りいただかないといけませんから、観光の時間は2時間ちょっと。呑之浦から諸鈍まで20数分かかりますから、急ぎましょうね。

ということで、諸鈍です。「男はつらいよ」の最終作はご覧になったそうなので、リリーの家はゆっくりと見学しましょう。

樹齢350年のデイゴの木にも軽々登られました♪ この木は登りたくなりますよね。

徳浜まで行って生間港へ戻ると、5時15分発の「エリザベス号」が古仁屋に向って行くのが見えました。5時半の「でいご丸」を待っている人は数人なので、確実に乗れます。ここで定員の12名に入らないと、2500円で一艘チャーターするか、7時15分発の定期船まで待たなければならなくなるんです。よかった♪
小川さんは、学生時代の恩師が名瀬でお宿をなさっていて、その方を訪ねて奄美にいらっしゃいました。恩師のお母様は奄美が日本に復帰する時に尽力なさった方で、復帰後、関係者の後押しで今の市役所の近くでお宿を始めたのだそうです。それが、タイトルにも書いた「藤原荘」。お母様は90歳を越していらっしゃいますが、まだご健在ですって。
恩師はお酒がお強くて、今晩もまた酒盛りだそうです。今日の加計呂麻ツアーを肴に楽しいお酒を召し上がって下さいね。何でもありも、名瀬に泊まることがあったら、新築の藤原荘にも泊まってみることにしましょう。「かずみ」さんに行くのに近そうです。小川さん、いい情報をありがとうございました。また、遊びにいらして下さいね!!