油井集落を後にして、次は最後の場所「手安集落」です。ここにある『手安弾薬庫』について、海風舎の國宗さんが説明して下さいます。弾薬庫の前が「南部大島自動車学校」で、ジュースの自販機があります。皆さん、給水。給水が終わったところで、弾薬庫の中の見学とまいりましょう!
1932年完成ですから、76歳になるんですね。鍾乳石からも歴史を感じます。足元には、石筍(せきじゅん)も出来始めていました。建築の用語でいうと、
「エフロレッセンス(白華)」でしょうか。
今まで、壁面をマジマジ見たことがなかったのですが、かなり細かい砂利が使われていますね。んー、セメントが少し少ないかなあ。安脚場の弾薬庫は、砂利<セメント です。弾薬庫の大きさが桁違いだから、こんなものかもしれませんね。
第一弾薬庫内。奥行き25.6m幅7.3m。
第一弾薬庫の入り口から、29mの通路を隔てて入り口を見る。
第一弾薬庫から第二弾薬庫への通路。33.5m。
第二弾薬庫入り口前にて。この後、希望者が重村係長を先頭に、懐中電灯で足元を照らしながら第二弾薬庫と壁の間を一周。壁にはオオゲジさん少々、足元には大小のカニさん多数と、信じられないことにジュースやコーヒーの空き缶が10個くらい。おっ、何でもありの後ろには、アマミヤマシギ調査でご一緒した永井さんがいらっしゃいます♪ 扉が無くなっているため、外から落ち葉やゴミが吹き込んでくるでしょうに、弾薬庫内はいつ行ってもきれいに掃除されていて驚いていたのですが、こんな裏に缶が入り込んでいるとは。割と新しいものでしたから、年に何回かは裏まで掃除がされているのだと思います。ご苦労さまです。
表へ出てまいりましたー。外の空気はいいね~。いつもながら完璧な説明の國宗さんでした。お疲れ様でした。
さ、富栄丸さんに乗って古仁屋へ戻りましょう。前を行くのは、深浦丸さん。古仁屋へ着いたところで、流れ解散です。皆様、ありがとうございました!
今日は、先ほどの永井さんもそうですが、何人も知った方がいらっしゃいました。
こちらは、ブログで存じ上げてはいたもののお会いするのは初めてという
「奄美のお月さま」さんでーす♪