しまコンシェルジュ育成講座・瀬戸内町 講義、近畿大学クロマグロ
開口一番、「眠いです!」。確かに眠たそう。
「理由が3つあります。まず、お盆のお供え物を食べて食中毒になった。」わははははー。
「もう一つは、星野ジャパン。負け試合を最後まで見てしまった。」好きねー。
「もう一つは、昨日は16日。皆さんは送り盆が終わってゆっくりしている日だけど、私はお墓が見たくなってウチのを誘ったら行こうということになって・・・」と、自然に今日のテーマの民俗行事に話が移っていくんです。
「阿木名、勝浦までは変化が無いんですが、網野子付近からお墓にムジを供えるんです。これは大島全体とトカラ列島にみられる送り盆の習慣なんです。冥土の土産といって、ムジを切って供えるんです。」
ムジって田芋のことです。芋全般を指すこともあるそうです。
こんな具合に、お盆から、アラセツ、シバサシ、ドンガ・トモチ、十五夜・豊年祭・敬老会、クガツクニチ、カネサル、タネオロシまで1時間40分みっちり解説して下さいました。
「『ショチョガマ』と『平瀬マンカイ』は見に行ったほうがいい!」
このひと言が耳に残っております。分かりました!
午後の西方散策では、海上タクシー「富栄丸」さんに乗った受講生の皆さんに大島海峡をご案内。