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昭和34年の古仁屋の写真

親愛なる山川さらさんのブログ『ティギ ティギ』に遊びに行ったら、お父様が取材にいらしたという昭和33年の大火後の古仁屋の写真が載っていました。

瀬戸内町の役場も焼けて、土地台帳とか焼失しちゃった大火事と聞いています。
超貴重な写真です。皆さんも是非ご覧下さいませ。

<資料 -瀬戸内町町制施行40周年記念誌「きらめく島々 SETOUCHI」より>
 昭和33年、古仁屋大火。年の瀬も押し迫った12月27日午後11時25分頃、現在の春日地区から出火した火は、空気が乾燥していたこともあり、強風にあおられてまたたく間に燃え広がり、世帯数2,250戸のうち約1,600世帯が焼失の被害にあい、古仁屋の約90%が焼野原となった。

 町役場をはじめ、古仁屋警察署、古仁屋郵便局、鹿児島銀行古仁屋支店、鹿児島法務局瀬戸内出張所、大島支庁厚生課出張所、県水産試験場大島分場、信用組合、大島電力古仁屋出張所、映画館、病院、旅館など町の中枢となる主要な建物はすべて焼失してしまった。

 この写真は、まだ煙が出ているので翌28日に撮影したと思われる。焼け残った海側は、現在の政岡建材店から下の方と、与倉病院側、高校側は大通りから上の方が残り、道路拡張と消防施設の充実が教訓として残った。〔(写真)提供〕鹿児島県
by amami-kakeroma | 2008-08-15 22:15 | その他