奄美・加計呂麻島なんでもありＢＬＯＧ

今日のお客様は東京からいらしたNさんと、今朝お電話でお申込いただいたIさん。１０時２０分頃、Nさんから「すみません。瀬相港にきちゃいました。」とお電話が。待ち合わせは生間港です♪
大丈夫ですよー。Nさんは戦跡を中心に加計呂麻をご覧になりたいというご希望でしたから、何でもありとIさんが瀬相に行く間に、お一人で瀬相の旧海軍司令部をご覧いただくことにしましょうね♪

１０時３０分生間港着の「エリザベス号」でいらしたIさんと、早速瀬相へ向いました。
Iさんはご家族で奄美にいらっしゃっていて、ご主人と三人の息子さんはえらく早い時間に船をチャーターして釣りにいらしたそうです。一人残された？ 一人無事脱出した？ Iさんは、何でもありのツアーに参加して下さったワケです。ありがとーございます。

無事瀬相でNさんと合流して、まずは於斉です。シマダテガナシ様にご挨拶していたら、年配のご夫婦が声をかけて下さいました。今日は旧暦の１５日。ご先祖さまのお墓に花香しにいらしたんですって。

ご主人が１５歳まで於斉にいて、大連へ移住。そのまま兵隊にとられて、終戦後は２年於斉にいたけれども、その後は押角に住んでいるという福井さんご夫妻でした。もう９０歳とのこと。見えません！ 昔の於斉や押角のことを教えて下さいとお願いしてきました♪

呑之浦へ行きますと、新しい墓碑を作られた作家の方達がいらしていました。２６日が除幕式ですね。

押角ではミホさんが育った家はあの辺りです、隊長様に会うために歩かれた磯道はアチラですと、車中からご案内しました。

ランチは島料理とのリクエストでしたので、生間「和の夢」のシンカンです。お二人にとっても喜んでいただけました。こちらでは、I島さん達にお会いしました。「和の夢」さんの存在が知られてきたようでうれしいですね。

昼食後は安脚場戦跡です。こちらから見える海は太平洋。富山にお住まいのIさんには、とても明るい海に思えるんですって。確かに夏に能登を回ったことがありますが、あちらの海は夏でもすこし寂しい色をしていたような記憶があります。

２時３０分生間発の「エリザベス号」さんまで、あと一ヶ所、諸鈍を回る予定です。急ぎましょう。Nさんはデイゴの並木をカメラ片手に足早に歩いていらっしゃいました。何でもありとIさんは、奥まで車で行ってお待ちしていました。このあたりからの眺め、なかなかいいでしょう♪ 奥の数本を除いて葉を落としたデイゴ並木です。今年の咲き具合はどんななんでしょうねー。

ということで、無事生間港に到着しました。
昼食を含め４時間のご案内でしたが、なかなか濃いツアーになったような気がしました。
Nさん、Iさん、今日はどうもありがとうございました。
またいらして下さいね～～～！