型菓子の型
佐知克集落内のお散歩を終わり、目的のお宅へ。「うちで打ったのよ。食べてみて。」と、おいしい型菓子をいただく。
あれ? 型菓子の上の面だけじゃなくて横にも立体的にきれいに模様が入っているので驚いていると、型が上下二つに分かれるのだそうだ。おねだりして型を見せてもらった。
旧暦のお盆のときに昔は各家々で型菓子を打ったそうだ。今年は、一緒にシュノーケリングに行ったSさんの、Sさんのお母さんの、それとこちらのお宅の3種類を味わうことができた。
Sさんは黒糖のサンダタ(粉砂糖)を篩(ふるい)で振るったものを使い、こちらのお宅はサンダタでも小さな粒が残ったものを、お母さんは三温糖を使ったそうだ。どれもおいしい。
小さな粒が入ったものが表情があって面白いかったが、黒糖好きな私はもっと大粒の黒糖がボツボツ入っていていいくらい。ちょっと邪道かな。
こちらのお宅は例年は菓子糖(水分が多めの軟らかい黒糖)で作るのだそうだ。粉と合わせると菓子糖の水分でちょうどいい湿り気になって、型に詰めやすいとのこと。
いずれそのうち自分でも作ってみよう。←いつのことやら