北海道からのお客様♪
生間でお迎えしたのは、北海道からいらした郷路(ごうろ)ご夫妻。「北海道」のお客様をお迎えするのは2度目です。ルーツを辿ると広島になるのだそうです。
お食事には少し早いので、まず諸鈍をご案内してから昼食にしましょう。ということで、「大屯神社」へ。鳥居をくぐった正面にある「夫婦デイゴ」で、しばし足が止まりました。
というのも、ご主人からデイゴの木肌が内地にある木と違うというご指摘があり、「松や杉に代表されるような皮を引っぱると剥けてくるような木肌じゃないですね。」「甲羅のようなのっぺりした感じですね。」「象の皮膚のようでもあるし。」「このコブは回りますよ。」「人間の皮膚の異常増殖のようなものだと聞きます。」と、触ったり見上げたりしているうちに時間が経ってしまいました。
平資盛の墓碑の話、諸鈍シバヤの話、諸鈍長浜節の話もモチロンさせていただきました。




お二人で旅行をなさるときに、行き先を決めるのは奥様で、「主人にはお金を出してもらうの。まだ、南大東島に行ってないのよ。」と、すでに次回を考えていらっしゃるご様子でしたよ。うらやましー!
あらあら、時計を見ると2時30分を回っています。「島尾敏雄さんがいらした島と聞いたのも、加計呂麻に来た理由の一つなの。」とおっしゃるので、呑之浦から海上タクシーにお乗りいただこうと考えましたが、古仁屋発3時28分のバスをご利用いただくとすると、ちょっと時間が足りません。ということで、スリ浜をご覧いただいて生間港へ戻ることに。
「慌てない旅でいいの。諸鈍をたっぷり見せていただいたから、それで十分よ。」そう言っていただけて、ちょっと胸を撫で下ろしました。

明日はnorizouさんと金作原・マングローブカヌーです。楽しんできて下さいね。ありがとうございましたー!!!

