諸鈍ご案内
話をうかがうと沖縄の方で、お仲間に琉舞とその唄をなさる方がいらして、琉舞の最高峰といわれる「諸屯(しゅどぅん)」の地を一目見るためにわざわざ加計呂麻に足を運んで下さって、大屯神社と浜を見ただけですぐとんぼ返りなさるという。
諸鈍集落の一員として、このままお帰りいただくわけにはいきまっしぇん! 海上タクシーを1時間遅らせていただき、諸鈍のデイゴ並木と安脚場の砲台をご覧いただいて生間港にお送りしました。
沖縄は戦火のため諸鈍のような樹齢数百年という木が少ない話、安脚場では沖縄の戦時中の悲惨な話や、真珠湾攻撃についての本の話など聞かせていただき、身が引き締まる思いがしました。いいお話をありがとうございました。
また、ゆっくりいらして下さいね。
写真は、諸鈍校の夏も終わりの百日紅。