「オオトラツグミさえずり調査」に行ってきた。
心を鬼にして起き上がり、歯を磨いて顔を洗って、友人に心の中で手を合わせ出発。「お世話になりました~!」
5時、待ち合わせ場所の国道58号線と嘉徳へ道の分岐点到着。寝て待つ。
5時20分、奄美野鳥の会の鳥飼さん到着。続いて樹木医の前田さん到着。さらに野鳥の会の川口さん到着。あげ、大物ばっか。何でもありはほっぺについたスイカの種くらいの存在。
↑「私も鳥飼も島の生き物大好き人間で大物ではなく仲間ですよ。(笑い)」と、川口さんからメールをいただきました♪ これからもよろしくお願いします。
鳥飼さんと何でもありは30km地点で定点観測とのことで、それぞれの車で移動。ハイ、と地図とコンパスとボールペンのセットを渡される。はい? 何でもありが書くの?
「コンパスじゃなくて、地図を動かして。」
「そ、そうでした。」
「コンパス、裏返しです。」
「は、はい~。」
大丈夫かい?
5時40分、調査開始。定点なので、上下30mくらいをゆるゆる歩きながら耳を澄ます。20分くらいは、コノハズク(コホッ、コホッ)、イシカワガエル(ヒー)、ヤマシギ(ブー)の鳴き声しか聴こえませんでしたが、6時くらいに遠くで「キョロン」と小さく聴こえましたヨン。
鳥飼さんの方を見ると、「もう少し聴いてみましょう。」とおっしゃる。
だんだん高く低く聴こえてきます♪
地図に方向・時間などを記入。18分くらいまで鳴いていました。
30km地点ではこの一羽のみ。
6時30分まで調査を続け、下に降りて前田さん、川口さんと合流。あわせて2羽のオオトラツグミが確認できました。
写真は、尊敬する鳥飼さんがポーズをとって下さっているところ。初回でオオトラツグミのさえずりを聴くことができてラッキーでした。ありがとうございました。
8時10分古仁屋発のフェリーで帰島。入れ違いに古仁屋に向う人たちに「朝帰り~♪」と冷やかされた何でもありでした。