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リュウキュウアユの産卵場整備

先日、トラバでお知らせいただいた「リュウキュウアユの産卵場整備」が、今日から行われています。今日は宇検村でしたね。明日、明後日の予定をアップします。

そんな貴重な生き物と知らずに、フライパンでバター炒めをしておいしくいただいちゃったあの日が懐かしい……。

  12月15日(日中、晴れの予報です!)
   ○産卵場整備  
    午後 3時から 4時 奄美市住用町 西仲間  住用川 冷川合流部
    
   ○産卵観察会
    午後4時から 西仲間にて
    注)リュウキュウアユが少ない場合には15日と同じ役勝川に場所を移動する
      可能性があります。両地点とも携帯電話が通じるエリア内ですので、
      詳細はお問い合わせ下さい。にいむら携帯 o9o--2686--o869

   ○親睦会
    午後8時ごろ
    かずみ

  12月16日(曇り時々雨です。)
   ○産卵場整備
    午前11時から 12時 瀬戸内町 嘉徳 嘉徳川

前後しますが、以下、趣旨等です。

 リュウキュウアユは琉球弧だけに生息するアユの亜種です。リバーリバイバル研究所はリュウキュウアユ研究会として1989年よりこのリュウキュウアユの保護を行っております。
リバーリバイバル 住用川 2005
 ◎産卵場整備
 リュウキュウアユの産卵は本州のアユよりも遅く11月後半から始まります。この季節、奄美大島を含む琉球弧の島々は雨が降りやすい天候となります。
 リュウキュウアユは降雨によって河床が洗われ赤土などが流れ去り、小さな石が動きやすくなった状態を選んで産卵を始めます。しかし、雨が少ない年、そして、赤土がたくさん溜まった河床では産卵をすることができません。

 そこで、リュウキュウアユが産卵をしやすいように、人力で河床を耕して赤土を流し、河原の小石を「ふかふか(浮き石という)」にすることが産卵場整備の目的です。

 ・方法 ジョレン、クワなどで河床をかき混ぜます。
 ・道具 長靴をご用意下さい。 もしあれば、クワなども
  見物・観察でのご参加を歓迎いたします。

 ◎産卵観察会

 産卵場の整備をした後、産卵場に集まってくるリュウキュウアユを観察します。
リュウキュウアユの産卵は流れの速い部分で行われるため、水面からみてもよく解りません。そこで、水中カメラで撮影した映像を陸上で観察します。
 今年から、新兵器、液晶プロジェクターを使用しますので鮮明な画像を皆さんでご覧になれます。
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by amami-kakeroma | 2006-12-14 16:56 | その他