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徳元佐和分33回忌

家に仏壇があったこともなく、50年生きていて身内の葬式にも出たことがない私が6月に結婚して、一ヵ月後の7月には結婚相手のオジイチャンの33回忌とやらをやらなくてはならなくなった。



(あ、念のために書いておきますが、両親は健在、父が転勤族で実家から遠いところに住んでいたので、祖父母のお葬式には両親だけが出席したりしたので、私はお葬式に縁なくこの年まで来てしまったのです。)

聞くと、昭和48年8月7日に亡くなったので、8月7日までの、できれば大安の日にやるものだという。秋にやろうと言っていたのが早まったので、大安の日はこちらが都合がつかず、今日やることになった。

91歳で亡くなった佐和分じいちゃんは、70歳ぐらいの人に聞くと「ああ、あの佐和分な。」とみんな知っているような、なかなかの有名人だったようだ。

今日は、じいちゃんの人柄ではなく、メモ代わりの33回忌の進行について。

まず、朝6時ぐらいから良子お母さんとオバサンで赤飯を炊いて折り詰め。
8時40分のフェリーで明さんと良子お母さんと古仁屋へ。

お母さんを古仁屋の親戚のお宅に下ろして、明さんと伊須のお墓へおむかえに。
伊須のオバサンを乗っけて、親戚の家経由、本願寺(報恩時)さんへ。

徳元佐和分33回忌_e0028387_17494918.jpg袱紗にお位牌とお布施を包んで、お供え物と一緒にお坊さんに先にお渡しする。33回忌の場合のお布施は1万円から2万円が相場らしい。お花はお寺さんで用意して飾って下さっている。

10時30分から読経。20分と聞いていたが、本当に20分だった。お位牌をいただき、会食をする「海峡」へ移動。11時30分と頼んでおいたけど、11時には着いてしまった。

徳元佐和分33回忌_e0028387_1751355.jpg33回忌の食事と頼んであったので、部屋には写真を立てる台、花瓶、お線香立て等が用意されていた。


徳元佐和分33回忌_e0028387_17503629.jpg食事は2800円と3200円があるというので、3200円を頼んでおいたら、シビ、ハマチ、エビのお刺し身、豚の煮込み、モズク酢、そうめんと青さの吸い物、茶碗蒸、お寿司と美味しい料理が食べきれないほど出て来た。ビールはオーダーし、焼酎の4合瓶は持ち込み。


徳元佐和分33回忌_e0028387_175130100.jpg1時間半ほどで会食を終え、車に分乗して伊須のお墓へ。代わる代わるお線香をあげて、おじいちゃんを送る。これでおじいちゃんも御先祖様の一人になるとか。

伊須の親戚と分かれて古仁屋へ戻り、海上タクシーで加計呂麻島へ渡る。ホッ。

家に帰ると電話が鳴っている。受話器を取ると海峡さんから。「あの、写真をお忘れですけど……。」

あら、おじいちゃん、ごめんなさーい。
by amami-kakeroma | 2005-07-31 17:51