嘉徳行 創作空間「ムンユスィ」へ
実は私、嘉徳集落は藍染めの「よしかわ工房」さんまで、つまり集落のほんの入り口までしか行ったことがなかったのだ。
「二人展会場→」の案内に従って車を進めると、元嘉徳小学校の校舎が見えた。そこには、とてもいい空間が広がっていた。
山を背負い、海に向かって小さな校庭が広がっている。シンボルツリーの形のいい大きなアカギの木、薄桃色の緋寒桜がとても印象的。
校舎には教室が3部屋のみ。はじめから複式学級を前提として作られていたんだ。それに、教室の間の仕切りの壁が巾1mぐらいに切られていて、向きをかえて、窓の方に畳んで寄せられるようになっている。3部屋ぶっとうしで使える仕組み。うまく出来ているワ。
作品展は、その一室。普段、茂美さんのご主人「堀 晃さん」がアトリエに使っていない部屋が使われている。展示に使われている棚が小学校の古い備品なので、またそれが味がある。
入り口の芳名帳に名前を書こうとして、「元ちとせ」とあるのでビックリ。さっきすれ違った車がそうだったみたい。隣には書けまっしぇん。先にミッコさんたちに書いてもらいまひょ。
さて、お二人の作品はといえば、川崎 美歩さんの陶芸作品は、ご本人のような作品。堀 茂美さんの作品は、ご本人の頭の中のような作品。どちらも、素敵で、楽しく、面白かった!
こればっかりは、私の表現能力の無さを棚に上げといて、会ってみて、見てみて、感じてください。22日(日)までやってまーす。