『過疎地域自立促進計画書【平成22年度~平成27年度】』
とりあえず、どんなものか前年度のものであれば見てみようとトピックスを遡っていったら、『瀬戸内町過疎地域自立促進計画(平成22~27年度)』なるものを発見。
◎過疎地域自立促進計画法が6年間延長されたことに基づき「瀬戸内町過疎地域自立促進計画(平成22~27年度)」を新たに策定しましたので公開します。
以前、読んでいるとは思うけど、人口、産業構造などの変化などがまとめられていたりするので、再読。その中で、何でもありが特にかかわりを持っている「観光」部門について抜き書きしてみました。
赤字にしてあるところは、何でもありがもっと力を入れて欲しいと思っているところ。例えば、HPはデータの更新ができてないよね。作った後のメンテナンスが大事。紙のパンフとともに、情報の入れ替えをお願いしたいワ。
「瀬戸内町観光振興基本構想」は、心のこもったものができて欲しいワ。
農業、水産、商業、中学校統合計画などにも触れているところもあるので、興味のある方はご一読下さい。
トピックス:瀬戸内町過疎地域自立促進計画(平成22~27年度)
http://www.amami-setouchi.org/node/889
過疎地域自立促進計画書
【平成22年度~平成27年度】
鹿児島県瀬戸内町
http://www.amami-setouchi.org/sites/default/files//img/kasojiritsukeikaku.pdf
2 産業の振興
(1) 現況と問題点
オ 観光
本町には、年間12万人程度の入り込み客があるが、宿泊数は約3万人程度で微増傾向にあり、入り込み客数は、横ばい状態にある。
観光形態は、奄美市を宿泊拠点とする通過型観光となっており、観光客は本町の豊かな自然等を満喫し、宿泊は奄美市へというのが現状である。
本町には多くの観光資源があり、この自然や文化・文化財など本町の持つ魅力と特性を十分に把握し、活かしきれていない現状がある。
これらのことにより、本町では、観光コーディネーターの配置や、山ガイドや町内をオールマイティに案内できるガイドの養成に取り組んでおり、今後の観光振興に繋げていきたいと考えている。
また、交流人口の増を図るため、3大都市での観光PR活動や、学校訪問による、修学旅行の誘致活動を実施している。
(2) その対策
オ 観光
本町の観光情報発信については、観光ポスター・パンフレットやホームページ、体験メニュー満載のDVD・チラシを活用したPR活動を展開し、観光ブックを作成するとともに、「島案内人」人材育成講座を実施し、人材育成と受入態勢の整備・充実を図る。
また、観光協会、観光物産展、ホームページ、せとうち「海の駅」等の特産品販売所、マスメディアなどあらゆる場を活用した情報発信に努める。
観光振興についての基本方針を定める「瀬戸内町観光振興基本構想」を策定し、これに基づく施策を各種関係機関等と連携し、観光振興を図る。
また、本町屈指の観光資源である諸鈍デイゴ並木をはじめ、本町には多くのデイゴの木が存在し、これらの樹木がデイゴヒメコバチにより被害を受けており、この保護対策に努める。更に、埋もれた地域の観光資源の掘り起こしに努める。
交流人口増を目指し、各種イベントへ多くの観光客の参加を促すとともに、より魅力のあるイベントとなるよう創意・工夫に努める。
また、戦跡や自然環境・文化的資源を活かした平和教育や体験活動等のメニューを提示して、修学旅行等の誘致活動や観光客誘致に努めます。