人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブラシの木とセンダン

ブラシの木とセンダン_e0028387_2350852.jpg
                   ブラシの木
「季節の花 300」さん「ブラシの木」を読むと、花の先から枝が出たり、山火事で種がはじけたりと、面白い性質をもっている木だということが分かりました。へー。
ブラシの木とセンダン_e0028387_23503167.jpg
                  センダン

この写真にあるセンダンは、あの「栴檀(センダン)は双葉より芳し」といわれる栴檀とは違うということは、皆さんご存知。こちらのセンダンは古くから日本にある木で「アフチ」と呼ばれていたもので香りなし、あちらの栴檀はインドなど奄美よりもさらに南方に産する白檀(ビャクダン)などの香木一般のこと。

じゃあ、どうしてこんな紛らわしいことになったの? って思ってググってたら、いいサイトに出会いました。沢田佳久さんの「NatureLand 7869」というHPです。象鼻虫がメインのサイトですが、脇に逸れた話も面白い。もちろん、奄美でも象鼻虫にはよく出会いますからお勉強にもなります。

トップ→その他のゾウムシの頁 ちょっと見てみる→氷ノ山にチビデオゾウ出現! の下の方です。
詳しく知りたいかたは、跳べっ!

<追記>
先日ご案内させていただいた岩本さんが、昔、センダンは棺おけに使われていたんだ、ということを教えて下さいました。寝棺ではなく座棺。それが、土葬から火葬に変わることで、板の一枚だけにセンダンになったそうな。上記の沢田さんのサイトに、首吊りの木として使われたという記述がありました。
by amami-kakeroma | 2011-04-21 23:51 | 花・木