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6月1日付け奄美新聞「『オオキンケイギクない島づくり』を」

                     沿道などで特定外来生物開花
                          生態系に影響も
                     「オオキンケイギクない島づくり」を

 「オオキンケイギクは、高さ30~70センチの多年生草本で、直径5センチほどの黄色の花を咲かす。1980年代には法面(のりめん)緑化用として大量に使用されたほか、八重咲きなど観賞用の園芸品種も作られアーリーサンライトなど様々な名称で販売されている。

 環境省奄美野生成物保護センターの鑪雅哉自然保護官は「オオキンケイギクが特定外来生物に指定され、植えたり育てたりすることができないことは、奄美地域ではまだあまり知られていない。地域の子ども会や老人会で世話をしている事例もあり、開花すると美しいお花畑になるので、規制を強制するのは心苦しい面もあるしかし国立公園指定や世界自然遺産登録を目指す奄美地域にふさわしい花とは言えず、今後は地域の力で少しずつでも『オオキンケイギクのない島づくり』が進んでいくことを期待したい」と話した。

 外来生物法では、同種のほか、奄美で問題となっているジャワマングースやカダヤシ、ボタンウキクサ(ウォーターレタス)なども特定外来生物に指定している。

 自治会活動などで大量にオオキンケイギクを処分する場合は、事前に奄美自然保護センターや大島支庁に処分方法を相談すること。また家庭で少量処理する際は、種を広めないよう根から引き抜き、その場で2、3日天日にさらして枯れ死させた後にビニール袋に密閉して燃えるごみとして処分する。

                                        (株)奄美新聞社 掲載許可取得済

* 特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。

                                         環境省自然環境局HPより
by amami-kakeroma | 2010-06-15 22:59 | その他