加計呂麻に移住をおすすめするかどうか。
何でもありはチップ工場問題を知るまでは、そりゃあもう、「加計呂麻よいとこ、引っ越しておいで♪」音頭を踊りながら、招きまくっておりました。
しかし、チップ工場に許可が下りたら、そうはいかなくなります。
工場稼動後は、毎日4トントラックが10台稼動し、島内各所で皆伐した材木を隣の瀬武集落の工場に搬入します。トラックの運転手さんたちはプロですから、県道を走る分には、離合などの安全面では、そう心配していませんが、交通量の大幅な増は否めません。路面も悪くなるでしょうね。夏のほこりもすごいです。
郵便業務、老人宅への給食宅配、学校業務、観光に利用している林道へもトラックが入ります。こちらは、さすがに離合などが不便で時間のロスが心配されます。
また、チップ工場で生産されたチップが、県道を横切り、瀬武港に日に5、6回トラックで搬入されます。
それから、移住した集落の背後の山で皆伐が始まると、伐採が終るまでの間、毎日チェーンソウの音が響き、8時から17時まで搬出するトラックが走ることになり、運悪く、水脈の森を切ってしまった場合には、翌年あたりから簡易水道の水量が減り、町の給水車のお世話になるかもしれません。
こう考えると、移住、定住促進活動も、事態の推移を待ってからでないとできませんね。
町の早い英断を待ちたいです!!!