シマ紙の提案♪
とってもうれしいことに、中孝介さんは、大好きなところとしていつも加計呂麻の名前を出して下さるんですって。ご友人のお二人は、そんなご縁で加計呂麻にいらして下さったんですよ。
1月のはじめにご連絡をいただいた時に、テレビでやってた「加計呂麻バス」にも乗りたいし、「ガイドもお願い」という、うれしいご注文。
そこで何でもありは、11時40分古仁屋発の「フェリーかけろま」で生間港へ。生間港から「加計呂麻バス」を利用して、スリ浜方面か渡連のお宿かお店へ行って、ランチを召し上がっていただき、1時前にお迎えにうかがい、3時55分の「フェリー加計呂麻」にお送りするのはどうでしょう、とご提案。
今日、1時前に渡連の「来々夏ハウス」さんへ着くと、笑顔の皆様が待っていて下さいました!
安脚場では、小さな花々が元気に咲いていて、オキナワチドリも開花してました。写真撮りに失敗したので、また撮ってきてアップします。
車中では、チップ工場の話題が。
帰宅して、「クバヌユ・プロジェクト」のブログを拝見すると、その中で「シマ紙・プログラム」というものをなさっていて、シマ紙の条件として、「非木材紙であること」を挙げていらっしゃいます。
「チップ工場や島の林業のあり方を批判したり是非を論じることはプログラムの目的ではありません。
」と前置きした上で、「しかし、昨年までは確かに緑濃い森であった場所が、すっかり木々がはぎとられ赤茶けた山肌をさらしている姿は、私にとってはとてもショックな光景でした。これからも、木材から作られた紙を見ると、どうしてもチップ用木材伐採地として赤土の地面をむき出しにした奄美の山々の姿を連想せずにはいられないくらい忘れがたいこと光景だったのです。
ですから、私にとってのシマガミ、つまり、深い緑に彩られた奄美の森を連想させる紙は木材以外の原料であることは唯一の、そして絶対に必要な条件なのです。」と書かれています。
ヨットのガイドの谷君も、「芭蕉布・芭蕉紙を産業として起こしたらどうでしょう」と書いた手紙を町長さん宛に送ったと聞きました。
ガイドのご予約をいただいたのは、1月初めで、チップ工場のチの字も新聞記事に出てこないときでしたが、今日こうして「シマ紙・プログラム」をなさっている末岡さんとお話しできたのも、よい流れなのかなー、と思う何でもありでした。
安脚場、徳浜、諸鈍とご案内しましたが、時間が足りないくらいでしたね。また、どうぞお越し下さいね。本日はありがとうございました!!