先にプロジェクトの事務局長
田町さんのブログの報告をご紹介しておきます。何でもありのなんちゃって報告はあとでテキトーに読んで下さい。
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今日は加計呂麻の安脚場じゃなくて龍郷の安木屋場へ行って
「第2回芭蕉布再生プロジェクトワークショップ」に参加してきました。
渡連のりっちゃんとノブさんの車に乗っけてもらって、現地に到着したのは10時半。地元の皆さんは9時半から作業をなさっていたそうです。日曜日は生間・古仁屋間の朝夕の定期船が無いから、10時半が精一杯でなんですよね。

最初の作業は「口割」といって、倒した芭蕉の皮を剥ぎます。芭蕉は草で、何枚もの葉っぱの葉柄の部分が長くなるように手入れをしたものを倒して使います。
1枚1枚の葉っぱはダンボール紙のように表と裏の間に隙間があります。

芭蕉の表側の繊維を使いますので、小刀等で表側に取り掛かりの3cmくらいに切り込みを入れ、

下の方まで同じ幅でとれるように剥がします。

表側を剥がれた残りです。これを干して、裂いて編んで座布団カバーを作ってもいいですね。

剥がした皮は外側、中間、芯側と繊維の太さ別に仕分けしておきます。




ここでお昼♪


午後からは繊維を取り出す「苧挽き」です。

この作業は前回もやっています。今回も少々煮過ぎたかアルカリが強すぎたかで繊維が切れやすくなっていたようです。

道の島交通の観光バスさんが目ざとく作業を発見。ガイドさんと田町さんがお知り合いだったようです。お客様、珍しい作業をご覧になれてよかったですね。
加計呂麻組は買い物・船の都合で早めに失礼しました。皆さんありがとうございました。3回目も行きますので、よろしくお願いします。