<西古見集落への大型クルーズ船受け入れ メリット・デメリット検討資料>

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西古見集落在住の方が「大型クルーズ船」問題について、実際はどのように署名が集められたかを詳細に語って下さっています。最初に「検討資料」としましたが、心安らかな生活を願う言葉です。お読み下さい!

自動代替テキストはありません。
滝沢潔

「西古見に大型クルーズ船誘致」に関して様々な情報が出ておりますが、現地からお伝えします。

まず・・・
多くの小規模集落で状況は同じだと思いますが、町としてはIターン者受入大歓迎と宣伝しつつ、集落では、それだけで特別視されるのが実際なのでここでは、賛否を語らず出来るだけニュートラルな情報発信に努めたいと思っております。

ここ西古見集落で、昨年2017年8月15日、9月6日に瀬戸内町長始め、町関係担当者が揃い、説明会及び意見交換会が行われました。その後、町がひな形として作成した要望書(なのか陳情書なのか正確には判りません←見ていないので)に署名が集められ、町へ提出されました。その署名の集め方も、要望書?の内容を確認する時間も与えられず署名をさせられるというものでした。私は要望書?の内容を確認したかったので、その旨を伝えると「それなら署名はしないで結構です」と踵を返された形です。
署名をしていない人数は、私と私の相方を含め、Iターン者が3名、既住者2名、合計5名。
署名した方、29名。結果およそ85%の賛成という形になりました。

この数字が、ある報道では「およそ9割が賛成」と書かれたり「集落のほとんどが賛成」と書かれたりしています。「集落のほとんどの方が賛成」と書かれると、多くの人が賛成しているとの印象ですが、実際は総勢34名の集落です。しかも前記の様な署名の集め方では本当の数字なのかは疑問です。また、開催された説明会では「デメリットも予想されますが、まずはメリットを以て土俵(誘致活動)に上がろうと思っております」との発言もあり、町の強引さが感じられました。

添付した画像は、説明会の際に配られた資料を基に、Googleの衛星写真をお借りして作成した想像図です。この図には当然のことながら、週に3~5回、6,000人の観光客を受け入れるための施設は描き切れてはいません。もしそれを描き入れると、この衛星写真に写っている緑の多くが失われることは容易に想像できます。

国主導とはいえ、クルーズ船社から100億円の直接融資を受ける計画を人口34人の集落の85%の賛成だけで進めようとすることには大きな疑問を感じます。民主主義の国なので、どういう形になっても、それは皆様が決めたことだから・・・ということなのかもしれません。

最後に私事ですが・・・私どもは・・・
ここ西古見の自然の物を使って土産物を作っております。西古見の本当に綺麗な白い砂浜の石化珊瑚を粉末にしてスクラブとして含有させた天然素材だけを使った手作り石鹸。生活排水の入っていない湾からくみ上げた海水を使って天然塩。貝殻や石化珊瑚を使ったアクセサリー。etc...
人が集まれば繁盛するでしょ?と言う人がいますが、たった2kmの砂浜に何千人もの人が集まるような場所の”天然素材”は商材には適さないと考えております。

PS.読み返すと「ニュートラルな情報」とはとても言えないですね(^^ゞ


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奄美新聞さんも「大型クルーズ船」問題について記事を載せて下さってます。昨日、アップするつもりがスマホの調子が悪くて今日になりましたm(_ _)m

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「奄美新聞」2018年(平成30年)1月15日 月曜日

     瀬戸内町 県に要望書提出

      「活性化つながれば」

 国土交通省が昨年8月に公表したクルーズ船寄港地開発に関する調査結果を受け、瀬戸内町はこのほど、大型クルーズ船寄港地誘致に伴う支援を求める要望書を三反園訓県知事に提出した。

同町西古見集落の池堂地区を候補地としており、クルーズ船寄港を生かした地域創生を目的としている。同町は「自然環境に配慮した、他のモデルとなる計画を国・県・町で構築していきたい」としている。
 
 国交省は2017年8月14日に「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査」の結果を発表。寄港候補地の条件は水深や環境への影響の少なさ、周辺の観光資源の有無などの6項目。条件を満たした寄港候補地として奄美大島と徳之島で9地区が、このうち瀬戸内町では池堂、薩川湾、瀬戸崎の3地区が候補地として挙げられた。
 
 同町は07年から大島海峡の観光利用を念頭に、クルーズ船の呼び込みを計画。15年7月からは古仁屋港内に大型クルーズ船の寄港が可能な施設設置する構想を練り、情報収集などを進めていた。
 
 発表を受け、同省の挙げた候補地のうち、年間を通して海況が穏やかで、開発が容易な池堂地区を寄港候補地として検討。

17年8月と9月に西古見集落(29世帯36人)の住民に対して説明会を実施し、ほとんどの住民の賛同を得て、同年12月19日に要望書を提出し、国、県の支援と協力を求めた。
 
 同町担当者は「クルーズ船誘致は外貨獲得、周辺のインフラ整備のみならず、医療・福祉、教育などの様々な分野の政策につながる。

地場産品の消費地ができる上に、海外で発信してもらえる良い場所にもなるだろう」と幅広いメリットを語る一方で、「情報不足が一番の不安。

国・県・町・地域住民による丁寧な話し合いを進める必要がある」と今後の課題も口にした。  
 
 候補地となった西古見集落の茂節子区長(73)は「多くの人が訪れることで、西古見にUターンの若者が戻り、活性化につながれば」と期待を話すが、「集落に大勢の観光客が訪れるというイメージがわかない」ともこぼした。
 
 また、県観光課は「クルーズ船誘致に関する要望は奄美群島の市町村では初めて。クルーズ船寄港はインバウンド増加に有効で、県の観光誘致にとってもメリットが多い」とした。


1月13日のコメント欄にいただいたご意見の続きです。本当に地元商店に利益があるのか疑問を呈していらっしゃいます。


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1月13日にいただいたコメントの続きです。


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それから、中国人乗客の活動ですが、すでに「爆買い」は終わっています。買い物は小物(お菓子とか化粧品とか紙おむつとか)を大量に購入しますので、おそらくイオンとかに行くでしょうね。

佐世保とか油津とかでは、船が寄港するときだけ中国資本や韓国資本の土産店が開店し、そこに集中して買い物しています。店からはひとり5000円位のショッピングコミッションを中国の旅行会社に返金しています。

こうした構造は福岡でも問題になっていて、中国のテレビでも質の悪い観光として取り上げられています。


1月13日のコメント欄にいただいたご意見も、記事としてあげておきます。奄美大島の高い価値がわかる観光客に奄美を世界に広めていただきたいと望んでいらっしゃいます。


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1月13日にいただいたコメントです。


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クルーズ船は、①ラグジュアリー、②プレミアム、③カジュアルの3クラスに市場分類しています。超大型客船はのカジュアル市場向けの薄利多売型のビジネスモデルです。

 

日本のメディアは不勉強ですから、すべて「豪華客船」と表現しますが、本当の意味での豪華客船はだけです。

 

瀬戸内町が誘致しようとしているのはの「カジュアルクラス」の超大型客船です。

 

通常欧米では¥800010000/泊で、中国では¥50008000/泊で販売されています。また、①②の市場には、定員100200名程度の小型船で探検型クルーズ(エクスペディションクルーズ)というカテゴリーがあります。

 

現在、奄美に寄港している「カレドニアンスカイ」や「ロストラル」、「シルバーディスカバラー」などは④で、乗客は教育水準が高く、高所得で、環境問題にも理解が深い人々です。寄港地の文化・歴史・自然を真面目に学び、楽しむためにクルーズに参加しています。


2年前に奄美大島の全自治体の観光担当者、観光関連団体のみなさまを対象とした全3回の「クルーズ誘致勉強会」(九州運輸局主催)の講師を担当させていただきましたが、その際、「奄美には①④を中心に誘致し、奄美大島の高い価値がわかる観光客に世界に広めていただくことによって、長期的にデスティネーションの価値を高めていきましょう。」と話をいたしました。


当時の瀬戸内町の観光課長さんもご同意いただき、町長もロイヤルカリビアン社幹部からのアポイントを断ってくださって、いい方向にむかうとおもっていたのに、非常に残念です。


1月14日のコメント欄にいただいたご意見の続きも、記事としてあげておきます。こちらでも、なによりも議論することが必要だとおっしゃっています。

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1月14日にいただいたコメントの続きです。

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それから、超大型客船は動く大規模ホテルですので停泊中もエンジンを停止しません。


原油(ガソリンのような高品質のものは使っていません。)を使って発電を続けますので、硫黄酸化物、二酸化炭素、窒素酸化物、PM2.5などの車の数十~数百万倍の汚染物質を排出し続けます。


欧米ではこの問題が大きく取り上げられており、世界的には液化天然ガス(LNG)を使った客船への移行が開始されていますが、すべて転換されるには尚数十年が必要です。


大気汚染物質が西風に乗って世界遺産登録地に酸性雨といて降り注ぐ、という最悪のケースはわれわれ素人でも思いつくことですので、どこか中立的な大学に調査をお願いするなど、科学的なアセスメントを行う必要があると思います。


もちろん、世界遺産登録地の外側にも稀少動植物は多く生息しているわけですから、影響があってもやるべきかどうかについては、島のみなさんで議論が必要ではないでしょうか。