7/24 テル作り

昨日は、瀬戸内町立図書館・郷土館で行われた「ゆめ探検隊」に参加してきました。

7月の「ゆめ探検隊」は「自然をいかした道具をつくってみよう!」で、奄美のテル(背負い籠)の特徴などお話を聞いた後、こども達はエコクラフトで籠つくり、大人の希望者が竹の籠つくりをしました。

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竹の籠つくりは、先生の材料の竹から編んで行く「ヘギ」を作る作業があるので、実際に編めるのは2つ程度。何でもありは先生の永田さんの「竹割り」から「底(足)のつくり方」「口(縁)の仕上げ」までをじっくり見せていただきました。

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先生の永田さん。段取り、力の入れ加減といい、一つひとつの作業に無駄がありません。

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底に足部分を立ち上げることで、荷物を入れても底が擦れず壊れづらくなります。竹のバッテンの補強も完璧。実用品は、さらに紐を巻きつけて補強されます。

腰に当たる部分にくびれができるように編み上げる、底に足部分を立ち上げる、こういった工夫が何とも優しい曲線を作るんです。色っぽいといっていいくらいですよ。

詳しくは「あまみ ヒギャジマン プロジェクト」のブログに掲載されると思いますので、お楽しみに!!!

<追記(うろ覚えだから間違ってたらゴメンネー)>

大きなテルはマダケの3年物を使う。この小さな民芸品のテルはキンチクの1年物で、白い粉をふいているのがいい。

キンチクは乾燥しやすい。昨日切っておいた竹も根本を水に漬けておく。枝を残して置くと、水があがっているか分かる。

作業をする日に割ったり削いだりする。

最初に竹を割るとき、端のところを均等に4つになるようプラスに切り込みを入れ、十字に組んだ木をはめて、上からたたいて割る。二つに割って、もう一回と進めると、均等に割れない。

細く割った竹を実(皮の方)とワタ(内側)にわけるときは、端を小刀で5mmくらい斜めに削いで、厚みの中程に刃を当て差し込み10cm程刃を進める。その後、手を持ち替え、両手でゆっくりと10cmぐらいずつ均等に力をかけながら開いていく。最後をくっつけておくと作業がしやすい。これは、内と外を一組として使うから。

小さなテルを作る場合は実とワタを5セット並べる。最初の縦2組は左実、残りの3組は左ワタ。または逆。
横を通すときは、二つを残してすくう。次もひとつずらして二つ残す。組んだところで、対角線が同じ長さかどうか確認する。

横に編んでいく実とワタのセットは一方を追うように、互い違いに編む。足りなくなったときは、実にはワタを、ワタには実を継いでいく。継ぐときは、縦の竹の間に挟むようにする。

作業中に全体のバランスや実とワタの並びなどを何度もチェックし、アサリギなどで間が空かないように抑える。でないと、ユガになる。

足をつくるときは、5cmぐらい編み上げた後、足と足の側面を漁り杭(アサリギ)のような硬い棒で押し下げる。1段編む毎にしっかりと押し下げて形を整えていく。

テルの直径ぐらいを編み上げたところで絞っていく。適当に絞れたところで、次は開いていく。開く際に、あらかじめ出来上がり直径よりも大きな輪を竹で作っておき、上からはめ込み、下から4方に立ち上げた紐で適度な開き加減のところで仮止めしておき、その開きに合わせて編み上げるといい。

最後の口を始末するときは、竹で出来上がり寸法の輪を作り、内側にはめ、実とワタの1組の先をひとつおいて先のワンセットの先にまつり止めるように入れ、向こうに出た20cm程度を残し切り落とし、次の1組を巻く際に巻き込む。

底に竹をバッテンに入れて補強する。
by amami-kakeroma | 2012-07-25 16:10 | Comments(2)
Commented by amamian3kjk at 2012-07-26 07:13
見た見た TVで見たぞ~!!
暑いですよね・・・・・・・・・・・・・・・タマリマセン
Commented by 何でもあり at 2012-07-26 23:04 x
きさん、楽しかったですよ。勉強になりましたよ。
暑さは、厳しいですねー。
ワープロ入力を頼まれていて、クーラー部屋に引きこもり中。
外に出るのが、怖い!!!