一時凍結。計画断念ではない。
・反対運動が沈静化すれば再開もありえる。
・賛成派町民の誘致嘆願などを受けての計画。資材や土地買収など既に
多額の投資をしており、今後は弁護士とも相談し、法的な対応も検討したい。
そうです。
以下、文字データ。
加計呂麻のチップ工場計画
「一時凍結」申し入れ
瀬戸内町・加計呂麻島にチップ工場の建設を計画していた鹿児島市の船会社大東海運産業の子会社は3月31日に、同町に計画を一時凍結する意向を申し出た。同社の岩崎達雄特別顧問は「反対の動きが活発になり、取引先にも迷惑をかけると判断した」と説明する一方、「反対運動が沈静化すれば再開もありえる。計画断念ではない」としている。
同町企画課によると、岩崎顧問らが3月31日、役場を訪れ、房克臣町長に申し入れた。同課は「申し入れはそのまま受け入れたい」としている。
岩崎顧問は「賛成派町民の誘致嘆願などを受けての計画だった。資材や土地買収など既に多額の投資をしており、今後は弁護士とも相談し、法的な対応も検討したい」と話している。
同社の事業計画によると、同島瀬武地区に工場を建設し、民有地や町有林約2900ヘクタールを伐採する。計画は今年1月末に表面化。反対派住民が「豊かな森が失われる」として計画を認可しないよう町に求める署名を提出するなど、反対運動が広がっていた。
以上