「チップ工場」説明会 その13

これは、1月29日に瀬相公民館で行われた住民説明会の記録です。テープ起こしが終った分から、順次アップします。後で補足説明や質問が出たりしています。また、この記事についてはコメントに返事は書きませんので、ご了承下さい。

大東 
まあ、まあ、うち、いろんなこと言うわけじゃないんですけど、あの、まあ、そういうサイクルで、大体、木を切って、チップにして出して、で、それでまあ、島に雇用が発生して、堆肥を、まあ、島の方々にお分けすれば、まあちょっと夢のある島になるんじゃないかなあ、と思うことでですね・・・・
地元 
今、ふるさと100選に選ばれて、観光でどうにかしようってみんな言ってるのに、観光を度外視するようなことして欲しくない。
大東 
ただですね、あの屋久島はですね、観光が年間25万から30万増えたですよ。与論もそうです。だけど、観光ちゅう事業はですね、ブームだけであって、長くは続かない。もう、屋久島の民宿の人なんか、あの・・・
地元 
高いときしかできないでしょ。安くなったらできない。
大東 
いやいや、宇検はもう採算ベースというのは、ある程度・・・
地元 
宇検は撤退したよ。
地元 
長期契約をしますから、あの、うちらのあの契約ちゅうのは、ま、10年、15年しますから。大体15年、それはまあ、できればずうっと、ね、あのサイクルをやりながら、やりたいちゅうのが本音です。まあ、うちの社長も、いま30・・・、6歳ですかね。ですから、ま、大体、木材業がうちの会社の、あの、始まりですから、屋久島の松をばですね、結局、ま、鹿児島に持って行って、それを、しょ、ま、船をやりながら、それで伸びてきた会社ですから。木材に関してはですね、はっきり言って、ま、うち、屋久島を作るときの、もう今頃、差別するなんて、言いましたけど、その、やっぱし、山そのものに想いがあってですね・・・
地元 
観光よりもチップ工場作るってことですね。言った、今。観光よりもチップ工場作るって・・・
大東 
いや、それじゃないですよ。お互いにですね、このままの、ほなら、木が枯れた島が、いい島と思いますか。
地元 
いやもう倒れて無くなって、見えなくなっていく。
大東 
いや。
地元 
台風が来たら、終わり。
大東 
まあ・・・
地元 
倒れれば・・・
大東 
まあ、そういう考えもあります。だけどそれはヤケですよ・・・


地元 
先ほどね、1日10台、大型で10台、運ぶような計画じゃない、と言われてましたが、大体、何年ぐらい持つという? 
大東 
ま、大体、今の資料からいけば・・・
地元 
操業・・・
大東 
25年から30年。
地元 
25年、そんなありますか、この山?
大東 
いや、あると思います。
地元 
あの、頂上行ってみると、右も左もすぐ見えるんですよ。
大東 
大体、みんな、あのー、それはですね、細々ながらでもやっていく、いけるという自信がないと、ここには進出しません。それはですねえ、まあ、やっぱしうちらも、あのー、投資するわけですから。約ですね、まあ、全体で3億5、6千万かかります。だけど、まあ失礼な言い方ですけど、普通の木材の製材所、今までのチップ屋さんじゃやれないと思います。ここじゃ。うちは船屋ですからやれるのであってですね、まあ、ハッキリ言って、他の人が今まで、いろいろ進出して、奄美に来ました。船屋だけのところが残っています。
地元 
先程から聞いていますと、松くい虫退治の、いや、予防にもなると言ってましたね? 
大東 
はい。
地元 
ところがねえ、今もう現在60%から70%枯れてます。
大東 
らしいですねえ。
地元 
そいでねえ、残ってんのは、ホント、古木ですか? そんなのが、やっぱり、あのう、きびしいちゅうのか、ちょっと残っているぐらいでね。チップとして、チップ材としてはならない。
大東 
ならないです。
地元 
今、(不明)になっているやつは、持ってったって、チップになりませんよ。
大東 
あの、葉がですねえ、葉がついているやつはいいんですよ。
地元 
ええ。
大東 
あの青い、いや、赤い葉でもですねえ、葉がついている部分は使えます。
地元 
もう、それが今、何パーセント残っているかですよ。


大東 
まあ、それとですね、ま、うちらとしては、その、今、現実にその切りたお、ま、道路脇辺りに、ま、切り倒さないかんやつは切ってもらって、あの、持ってきていただいて、バーターで粉状にして、内地に出すか、もしくは、堆肥を作って、そのまあ、供給するとかっちゅうような方法は。
 ハッキリ言って、ま、町から松くいのやつをばどうにかしてくれっちゅう話はあったんですよ。
だけど、あまり合う仕事じゃないもんですから、していたんですけど、二次破砕ちゅうものまでつけてですね、そういう方法で、まあ、島内もしくは、その、島外にも、出そうとは思っています。

地元 
あの、さきほどから聞いていますと、山の再生、再生って言ってますけど、ところが、その、椎の実がなる時期にまでには10年ぐらいかかるわけですね。そうすっとね、もうイノシシの、食べ物ないから、みんな各集落に下りてきてね、こりゃほんとイノシシ公害が大変なことになるんですよ。だから、再生って、ほんともう、確かにその山肌が見えなくなるには2年もおけば見えなくなると思うけど、草も生えて若芽が出てきますからね。ところがその、そういう、その付随事態という新たな弊害が・・・
大東 
ま、計画的にですね、まあ、うちらとしては、まあその、ま、25年サイクルぐらいに考えているんですよ。その中で、ま、25年してですね、ま、切れるところはですよ、25年のサイクルでしたときに、1年は大体25分の1ですから。だから、まあ、そのイノシシのそういうのは、まあ今までうちらのその事例ですね、屋久島でそれやってますから、あの、まあ、どうにかなるんじゃないかなあ、と・・・
地元 
(不明)
大東 
いやいや。
地元 
どうにか・・・
地元 
鹿の食べ物はね、もう、木の皮でもなんでも、あれ、食べ物がなきゃ何でも食べますけど、イノシシはそのやっぱりああいう、食べ物は、椎か、椎の実か木の実しかないわけです。だから、イノシシをかばう(不明)、あんなものいなくなった方がいいに決まってるんですから。その前にですね、もう各集落がね、その、野菜さえもできなくなるんじゃないかと。
大東 
今はどうなんです?
地元 
農業ができなくなる。
地元 
今もう・・・
地元 
駄目、農業が駄目になる。
地元 
駄目。
地元 
柵をするとか。
大東 
今もそれはやってらっしゃるんですか?
地元 
まあ、それね、町がやるわけじゃないしね。
地元 
柵は・・・
地元 
大規模にするんでしたら、また、そういう補償とか、そういう問題、出てきますから。そうすると、どうしても、ちっちゃな、あの、農業してる、耕作面積の人は、個人でそういうことできないものですから、簡単な・・・
大東 
ま、うちらの、ま、考えは、その、できるだけその、島にその堆肥が、ま、堆肥の原料ですよね、それま、農業をやっていらっしゃる方は、あの、取りにきていただければ、やりますし、それでまあ、野菜の、サトウキビ、うちがまあ、最初のころ島に入ってですね、一番感じたことは、その、あまりにもですね、畑のあれが痩せてます。 だから、そうですね、あの辺の、奄美のあの、あすこに行ったところ、1反当たり、(不明)言いましたかしらね、7トン言いましたかね、堆肥を入れればですね、まあ野菜もいいのができると、いうことでですね。今は奄美のやつは全部、内地から持って来ているんですよ。肥料は。だから、高いんですよ。高くつくんですよね。
 だからそれが、そういうのがまあ、島の方に返還して、それでまあ、罪滅ぼしっち、まあいうあれじゃないですけど、それはやりながらですね、共に生きていこうかという、まあ、雇用関係、ま、山師まで入れたら、恐らく50人前後にはなると、事務所もいます。大体、工場そのものが、まあ、あの、6人ぐらいなんですよ。そいで事務員の方も入れないかんでしょうし、計画としてはですよ。
 それと、ま、この島はですね、4トントラックの運転手も要るようになるでしょうし。山の方が6名と、班(不明)で(不明)ば、5班一組で30人、ですから。ま、うちらはですね、今、その、山師の後継者がいないんです。だからそれを育成するには、ですね、やっぱしあの、補助ちゅうものもあるんです。森林組合あたりにあると思うんです。
 あの行政、山師を行政、で、今後はですね、まあ奄美のことに関しては、そのまあ、土木屋さんも、だいぶ減ってくるでしょうから、その分の方が、まあ、うちの運転手に来てもらえればありがたいなあ、と。現在山師っていうのは、おそらくここらで2、3組じゃないですか。あの、大和浜に持って行く方で。宇検に持っていく方もいますから。だけどこれだけの事業があって、調整していけば、人間もだいぶ、若い人も帰ってくるでしょう、という。
 今、うちも屋久島でですね、その山師の法人化してですね、あの、何組か一緒にして、そこに、まあ、若い人も入れながら、結局、養成するだけの余裕はないんですよ、林業関係者は。だからそこにその行政を、ま、法人化すれば、あの、機械を買うにも補助がありますし、あの養成費も出るんです。免許も取りに行けますから、ま、そういうことを、ま、考えながら、やっていこうかな、というふうに思っています。

その14に続く
by amami-kakeroma | 2010-02-11 17:06 | チップ工場 | Comments(0)